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2026/1/5
コラム
これからの組織に必要なこと
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2026年は「丙午」で、古くから節目として、新たな動きが生まれる年ともいわれております。
私どもといたしましても、この流れを前向きに捉え、より一層お役に立てるご提案と、安定したサービスの提供に努めてまいる所存です。
さて、今回はコラムとしてお届けします。
節目である今年は、組織のあり方も大きく変わると思っています。
どのように変わっていくのか?
田坂広志氏は、次のように述べられています。
『我々の生きるこの世界は、あたかも螺旋階段を登るように進歩・発展する。そのため、螺旋階段を登ると、いつか元の位置に戻ってくるように、歴史においても、古く懐かしいものが復活してくる。ただし、そのとき必ず、一段高い位置に登っており、古いものが「新たな価値」を伴って復活してくる。では、その法則から見るならば、文明はどこに向かうのか。現代の文明は、古く懐かしい「生命論的な文明」へと回帰していく。』
『世界全体を見るとき、これから復活する「古い文明」とは何か。それは、東洋文明です。歴史を振り返るならば、人類の文明は、4大文明のように、東洋から始まりました。それが西洋に文明の中心が移り、今日まで、科学技術や資本主義、社会システムを発展させてきたのです。』
100年以上続く老舗企業
日経BPコンサルティング社が2022年に調査した結果によると、創業100年以上の会社は、世界に74,037社あり、そのうち日本には約50%の37,085社が存在します。
驚くべき数字ですが、これは、日本の企業が昔から行ってきたやり方を愚直に守り続けてきた結果なのだと思います。
私は現在、日比野大輔氏が代表を務める「100年企業研究会」に入らせて頂き、100年企業の組織を勉強させて頂いています。
その中で、組織には2種類あり、それは「機能体型」と「共同体型」があることを知りました。
- 機能体型…特定の目的を達成するために組織化された集団
- 共同体型…組織が先に存在し、その組織を維持・存続させるために、様々な活動が行われる形態
100年以上の歴史を持つ企業は、「共同体型」であることが多いです。
「共同体型」では、交流機会の設計と、マナー(道徳)教育を重視しています。
お互いを知る機会を作っていき、その中で自分勝手な行動をしないようにマナー教育をしていく。
共同体における「目的」をメンバー間で共感・共有されていれば、お互いが力を発揮してとてつもないエネルギーを生み出していきます。

全員経営
昨年1月にお亡くなりになられた経営学者野中郁次郎氏は、その著書「全員経営」において、
『誰もが共通善(「何がよいことなのか」)の価値基準を共有することで、そこに「場」が形成される。それは、利益を追求する企業であっても、職業的な倫理観を共有する共同体的な性格を持つようになる。全員経営や衆知経営を追求すれば、志を同じくするコミュニティ型経営に行きつく。かつての日本企業は、共同体的な組織であったことに強みがあったのです。』
と言われています。

最後に
2026年は、以上のような組織運営を目指さなければ生き残れなくなるかもしれません。
市場の変化が加速し、複雑化して不確実性や不透明性が増すなかで、「共同体型」の
組織を目指して大きく転換しなければならないと思います。
組織を変えていくには、少しずつ変化させていかなければなりません。
当事務所も、小さな成功を積み重ねて大きく育てていくことを目指していきたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。